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  ショウサイフグ 金沢八景 2005/6/4  潮汐:中潮
  神奈川県横浜市 野毛屋釣船店 ポイント:大貫沖 
釣物:カットウフグ1日船
同行:美代&旦那&あけ&たぬき
天気:曇のち晴れ・凪海
  釣船 :
使用タックル
美代/アナリスターキス+エアレックス1000(PE1号100m)+自作カットウ仕掛
旦那/CAPTAINPLUSショートアーム30号180+チヌチェイサー太糸(PE2号100m)+自作カットウ仕掛
 

■美代レポート■
今回は、今年の釣り始めに惨敗したショウサイフグにリベンジしてきました!
リベンジに燃える美代と忙しくない釣りだから好きだという旦那、そしてやってみたいというあけ、 たぬきさんが加わってくれて4人で仲良く金沢八景の野毛屋さんに行くことになりました。

前回、隣のおにーさんがカラフルなカットウ仕掛を持っていて、いいなーとうらやましかった私。
よーし、カラフルなのをもっていこーと思ったけど、野毛屋さんで使っている8号のカットウ仕掛けは 市販ではあまり売っていません。じゃーとりあえず自作してみようかなと前回購入した宿仕掛を元に 3色ほど自作してみました。

また、前回はダイワのミニパックくんだと柔らかすぎてアタリに合わせることが出来なかったので、 これまた前回お隣のおにーさんが勧めてくれたキス竿を導入。旦那はカワハギ竿を使うことにして 準備万端整えて、乗船したのでした。

この日は雷雨の予想があったようで、朝から空はどんより。
フグのお客さんは私たちの他に男性2人と少なくて私たちが右舷トモから旦那・美代・あけ・たぬきさんと並んで、男性2人と船長さんが左舷に入りました。
船は定刻通り出船し、ポイントの大貫沖に向かいました。 今回は前回と違い、海苔棚が撤去されていて、前よりもっと岸に近いポイントで水深も6−10mと浅めです。 さて、今時期はでっかい白子を持ったデカフグさんが釣れると言うからとっても楽しみです。

カットウオモリはオレンジ色をセレクトして、エサの甘エビはとっととつけたので、(前回は見せ針に付けたのは殻付きだったけど、今回はむき身でした。) 船長さんがポイントに付けて、やっていいよーと言われてすぐ投入。
5秒に1回ぐらいの間隔で、竿先を20cmぐらいクッと勢いよく上げてゆっくり落とす・・・と言った空合わせ?を 繰り返して、フグを誘い、引っかけようとします。
みんな船長のアドバイス通りに空合わせしていますが、・・・・なかなかフグのアタリはありません。

でも、一番手にアタリが来たのはたぬきさんでした。みんなで注目する中上がってきたのはネズミゴチ
まだ本命はでません。私にもクッと上げた竿に重みが掛かり、そのままさらに竿を上げるとなんか掛かったようです。 テンションを緩めないようにそのままリールを巻いて上がってきたのは・・やっぱり15cmぐらいのネズミゴチでした。
あんらー、でも釣れないよりはいいわねーと苦笑しつつ、続行。
その次に上がってきたのは旦那で今度はカタクチイワシです。 カタクチイワシは何故か私と旦那にパタパタパタっと掛かった程度でしたが、型が大きくてびっくりしました。
その合間に、釣れた物と言えばヒトデ・ヒトデ・ヒトデ。とにかくたぬきさんもあけも私もヒトデだけは よく釣れる。こんなに釣れるなんて海底はヒトデだらけなんだろーかと、ちょっと怖い想像をしてしまったのだけど その後、私にかかったのはイイダコで、なかなか本命のフグさんが来てくれません。
船長さんも困り顔でポイントを移動したりしています。 それでも・・・「船中1匹目が上がったよー」との声が挙がった。そう、フグはいるのだ。 よーしがんばんなくてはーと思ったけどなかなかフグらしきアタリはない。

うむー、せっかくキス竿で勝負してみるのに、キス竿の調子も見られないのは寂しいなぁと思っていたところへ たぬきさんがヒット。ぐぐっと竿が絞り込まれてががががーっと横っぱしりして上がってきたのは、白子がたっぷり入っていそうな でっぷりとしたショウサイフグでした〜♪
仲間内1匹目を見事ゲットし、写真はとっても嬉しそうなたぬきさん。



続いてあけもヒット!こっちはたぬきさんのより小降りだけど、それでも冬に私たちが釣ったのより大きいです。 あけは今回も好調で、続けてこの後2尾、3尾と釣っちゃったりしてます。もう、フグのお腹をうっとりとなでなでしちゃう余裕さ(笑)


そして、2人とは対照的に、全然アタリのない美代夫婦。 「うわーん、前回1で今回坊主ですかー」とヒトデ釣りながらふてくされ掛けたところで・・・・。 空合わせしていた竿がグンっと止まりました。
あ、なんかかかった。
そのままテンションかけて竿を上に持ち上げつつ、リーリング開始したらぎゅうううううううっと横っぱしりを 始める。にょお、これは楽しいと巻き上げてたら、立派な立派なでっぷりと太ったオスフグさんが上がってきたのでした(^O^)
船長さん曰く、「上から見たらガマガエル」。
うーん、ガマガエルよりウシガエルの方が模様似てるかもと一人で突っ込んでたんですが、 一人だけフグも釣れない、ヒトデも釣らない人が寂しい背中をしていました。寂しい背中写真→

しかし、転機は昼前に訪れました。 旦那にもやっとフグがかかったんです。 でっぷりしたフグを釣って旦那のうれしそうだったこと。
(よしっ、いつでも釣行OK旦那に仕込むには後もう一息だっと、心中ニヤリとした私(^m^;)うちは旦那の方が釣り初心者なのであった。)

この後は船中同時に何匹もって言うのは少なかったけど、常に誰かが釣っている感じ。特に船長さんイカリを入れた間だけひょいひょい釣り上げていって デカフグを船の生け簀に沢山キープしてました(笑) 途中、たぬきさんが釣れなくてかわいくいじけちゃったりしたけど、後半追い上げたりして、なんだかんだで美代12匹、あけ9匹、旦那8匹、たぬき5匹と 全員が白子入りフグをゲットすることが出来たのでした。ちなみに、他のお客さんは7匹と4匹で船長が26匹竿頭でした(笑)
ここのとこ、ネットの釣果欄がスソが0だったり、トップも抜けしてなかったりだったので、不安だったのだけどみんなばっちりがっちり釣れて 楽しい1日となりました。

沖上がり後に、船で船長さんがフグを捌いてくれてたっぷりのフグの身と白子を持って、帰途についたのでした〜♪

処理前のふぐたち 船長が処理してくれます 頭をカットして一気に剥く


おうちに戻ってからは食い盛りの子供と一緒にフグ三昧(笑)
まずは白子の処理です。船長に教わったんだけど「白子は1個ずつ切り離してスジ取りをして沸騰したお湯に入れ、弱火でもう一度再沸騰したら火を止めて10分放置。 その後氷水に放して冷やします。これで下ごしらえOK」で、色々つかえますよん。
色々作ってみて、今のとこ私的にヒットだと思うのが、 カワハギの肝ミソネギ醤油を応用した、フグ白子のミソネギ醤油。これに薄切りにしたフグの刺身を絡めて食べると、日本酒党にはたまらない一品となりました(笑) 釣りたての日の白子ポン酢もうまいです〜。
身は唐揚げが一番ですね。ショウサイフグは身に酸味があるので、薄づくりでそのままよりは、和えたり、揚げたりした方が私好みでした。



美代と旦那の本日の釣果
ショウサイフグ20・カタクチイワシ5・マルアジ1・ネズミゴチ2・イイダコ1
チビフグリリース3.4匹。バラシ多数(^^;)



ふぐは処理済み。お裾分け済み(笑)
ちなみに鰭は毒なので食べられませんので調理時に取り除きます。


ショウサイフグ♂36cm程 ショウサイフグ♂背面 カタクチイワシ16cm
ふぐ鍋 ふぐの湯引きと鰺の刺身 白子ポン酢
白子からあげ 焼き白子 白子のミソネギ醤油刺身入
フグの干物とみりん干し 左の干物を焼いた物 焼きフグ茶漬け
フグの唐揚げ(右) 白子ミソネギ醤油でご満悦 ウミチョウ(フグの寄生虫)



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