宿主 | ■ |
サバ類・ニシン・スルメイカ・アンコウ・タラ類・イワシ類・サケマス類等。最終宿主は海産ほ乳類。鯨やイルカの胃にはうじゃうじゃらしい。
シマガツオ腹部にも確認しました。 |
人間への影響 | ■ |
魚に着いているのは幼虫です。人間の体の中では成虫になれませんので大概死んだり、排泄されたりします。
が・・・魚を生食した際にまれに胃や腸の壁に潜り込もうとする奴が居ます。魚を生食後、2-10時間すると
激しい腹痛や吐き気、おう吐、下痢、ジンマシンなどの症状を呈する場合があるとのこと。
魚を生食したことを医師に告げて診断を受けてください。(言わないと別の病気とも似ているので誤診される場合があります。)
実際、胃壁にぴろっと刺さっているケースが多く、内視鏡などで見ながら引っこ抜くとけろっと激痛が収まるらしいです。 |
対策 | ■ |
加熱するか−20度以下での24時間冷凍。もしくは噛んでしまえば死んじゃうらしいです。お刺身を食べるときは
よく噛んで食べましょう。ちなみにしめ鯖など酢締めにしても生きてるそうなので酢に殺能力はないようです。
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寄生部位 | ■ |
内臓や内臓に近い腹部筋肉に多いが、たまに背部にもいる。 |
特徴 | ■ |
2〜5cmほどで視認できる。渦巻き状になって筋肉に潜り込んでいるケースが多いです。色は半透明の乳白色。 |