八王子釣りし隊

▲著作権について　▲サイトトップに戻る　 ▲2004年日記に戻る

　　第10回目♪　海釣り・ＧＯ静浦(静岡)　2004.10.2
　　静浦

　　あけ&美代&旦那&ゆう&もえ

　　　　　　潮：中潮　　天気：晴れのち曇り　

■美代レポート■
さて！今日は待ちに待った静浦リベンジです。夕べボラのお裾分けにりりす師匠の家に遊びに行って、釣り談義に花を咲かせた後、本やDVDまで借りてしまってはっと気が付くと２３時。
旦那からお怒りの呼び出し電話が来て、あわてて戻り、寝たのが１２時半。そして・・・２時半に起きてお弁当を作り、準備をして３時半に静浦へ出発しましたよー。睡眠時間２時間。いや、さすがに東名走ってて、行き先は天国かと思いました。＜をぉいっ！

でもなんとか無事に着いたのは空も白んだ日の出の頃。
すでに・・・すでに堤防は人出一杯でした。うわー・・・・休日の静浦恐るべし～！！
前回は長いＴ字堤防の右側で釣ったのですが、そちらは人が一杯。んじゃ左の方と今回は左側の中程に陣取りました。
まずは前回タツノオトシゴしか入らなかったカニカゴを内湾側に放り込み準備完了。子供達はサビキの用意。旦那はやりたがっていたので遠投カゴの用意。そして私はリベンジカワハギっ！カワハギ仕掛の用意をして各自スタートです！

今回、澄み潮だったので市販のカワハギ仕掛の下に自作集魚材をつけて、ピンクのブラクリをオモリ代わりにつけていたのですが、１匹目・・・・チビカサゴ（^^;）
２匹目はキタマクラ。３匹目がイトヒキベラ・・・・。なかなか本命のカワハギ君はかかってくれません。(左写真がイトヒキベラ。綺麗です。)
それでもアタリはあるのでなんとか誘っていると、来ました来ました。13cmぐらいのカワハギ君です。とりあえずキープしてまた頑張る。足下を中心にシャカシャカしては停めて、聞き上げてみる。
するとビビビーッと竿先が引っ張られます。のぞき見ると澄んだ海の中を右に左に逃げる魚。わーい、ちょっと大きい～？

と思いながら引き上げてみたら。ふふふ。ふふふふ。ふふふふふふ。
１９ｃｍ。自己最高記録のカワハギくんでございました～♪ ああ、これでやっと静浦まで来た甲斐があったというものです。
ただ、サビキしていたもえや遠投している旦那にはなかなか魚がきません。周りで遠投している人たちにも、朝方はポツポツヒラソウダやサバが来ていましたが、ちょっとだけで、その後はさっぱりでした。
その後あけも到着。準備して彼女も釣り開始。
が、やっぱりなかなか魚が来ません。そこへ車でゲームをしていたゆうがへろーっとやってきて、ぼそっとトリックサビキを入れたらすぐクロホシイシモチ(ネンブツダイの仲間)を釣ったので、もえが切れる（^^;）
「釣れない～」と駄々こね始めたので二人で網でウニ捕ろうとしたり ハコフグ捕ろうとチャレンジしてみました(笑)＜でも捕れなかった。
しかし、静浦の海は本当に澄んでいました。
澄み切った海の底にはアオヤガラやでっかいクロダイがへろへろ泳いでいます。小さい小魚たちの群やハコフグ・カワハギの姿も見えます。見える魚は釣れないんだよねーともえと笑いながら眺めていました。

そのうち、もえは知り合った同い年ぐらいの女の子と遊び始めたので母はまたカワハギ釣りに。目の前ではアタリが無くなったので、堤防をちょろちょろしつつ、ポツポツと12～15cmぐらいのカワハギを釣りました。
うーん・・・なんとなくパターンが出来てきたので釣っててとっても楽しい。

しかし、お昼も近くなるとアタリもぱったり途絶えたので、みんなでお弁当タイムにしました～。
ううう、がんばって２時に起きてレンジでチン物ばかりだけどランチジャーに詰めて参りましたよ～。
だって、静浦ってどっかに食料調達に行くの面倒そうなんだもん。＜でも、チャルメラは回ってきていたわ。
そして、お腹も満たされて後半戦。

もえはまた遊びに行ってしまったので、母はひたすらカワハギ釣り。
足下にはでかいクロダイが何匹もゆうゆうと泳いでいて、「カワハギ仕掛じゃこれは釣れないわね～」と指をくわえて眺めていました。そして、潮も留まって何も釣れなくて暇になったので、こっそりカニカゴ見てみようとロープを引っ張ったらやけに重い。
えっ・・・もしかしてカニが沢山入ってる？(はーと)などと妄想しながら上がってくるカゴを見るとなんか違う。カニがわしゃわしゃしている様子はまるでない。

そして・・・・・。

そしてカゴの中にでーんといたのものは・・・・・。

なんと超でっかいウツボ様でございました。ひぃええええええっ！！！！
まともにウツボ見たのも初めてだし、こんな大物見たのも初めてで思わず叫ぶ私。
堤防の上の方にいるみんなに「うーつーぼーっ！」と声をかけるとあわてて飛んでくるみんな。
そして、みんなで「うわーっ」って顔してる。私もそんな顔してるんだな。きっと。
通りがかりの人もうわーって顔しつつ、見入っています。中にはデジカメ持ち出す人までいました（^^;）

しかし、１回目はタツノオトシゴ、２回目はウツボかい、このカニカゴは・・・・。
全く本命をゲットしないカニカゴである。セールで398円だったからカニ運もセール金額と同等なのかもしれない。
ちなみに、ウツボはうまい・・・と言う話を聞いていたし、「食べられるのなら皆本命」をモットーとしているワタクシ。今回は初めてだしやっぱり持ち帰って食べてみることに致しました。
そのためには、このままでいられるととても凶悪で社会の迷惑となりますので、 ご臨終して頂くしかありません。まずはカゴからだし、びっちびっちうねうねしている巨体をなんとか踏んづけて脊髄を寸断。

でも、問題なくびっちびっちしています。
なんとかサイズを計りたかったので、苦労の末まっすぐにして計ってみると・・・なんと92cmもありました。うーわー。でかっ。図鑑に書いてあるサイズより大きいじゃん。
とりあえずサイズも計ったし。。。脊髄切っただけだとなかなか死なないっぽいし・・・不用意に苦しめるのもかわいそうなので、一気に頭を落とすことにしたんですが、それもまた大変。
旦那に頭を踏んでもらい、自分で体を踏んづけて、包丁で切ったんですが、でかいし、ぶにぶにしているし動くし、ヘタすると逆襲されるしで・・・どきどきしながらなんとか頭を落としました。しかし、怖かったのはそれからで、頭だけになっても包丁にガチガチ噛みついていました。
下手なホラーよりナンボか怖い（ＴＴ）＜怖すぎて写真は撮りませんでした。
そして、無謀な私たちは、その頭をカニカゴにいれ、また海中に放り込んでみたのです。
しかし、凶悪な顔が入っているかにかごに入ってくる強者は・・・おりませんでした（^^;）＜当たり前か。

夕マヅメの時間になって来るとまたカワハギが食ってくるようになりました。１７ｃｍのカワハギ君をゲット。ふふふ。今日は調子良いぞ。
が、どーも今日は調子のでないはあけ。ねらいのカワハギがかかりません。なので、２人でカワハギ探りの放浪の旅に出発。＜ただの堤防のヘチ探り。
へろへろと探って行くと、たまたま海面近くにワッペンサイズの群がいます。
すぐに仕掛けてあけ、念願のカワハギゲット！私も調子よくそこで３．４枚揚げることが出来ました。

そして周りは真っ暗になり、ぽつぽつと海にケミライトの光が浮いてきました。皆さん夜釣りモードになったようです。
うちらは子連れで危ないのでここらあたりで納竿と言うことで片づけを開始。釣果はあけと半ぶんこして家に帰りました。

家で念願のカワハギ刺身と肝味噌ネギ左と肝醤油右を作り、
日本酒で一杯。

もー至福の時でした～！！

また、ウツボは刺身・天ぷら・唐揚げで食べましたがどれも美味しかったです。
特に刺身は薄づくりにしたのですが、ちょっとクセがあるけどこりこりしていて食感はふぐのようでした。また捕れたら持ち帰っても良いなぁと思うぐらい。
ただ、骨が変な位置に有るので捌くの大変。大きかったから余計かもしれません。

今回、刺身が小さかったので今度はもっと大きいカワハギが釣りたいな(^O^)

本日の釣果
カワハギ１０・イトヒキベラ１・ウツボ１・オセン２・チビメジナ４・
ホンベラ１・ササノハベラ４・クロホシイチモチ沢山
リリース：クサフグ・キタマクラ・チビカサゴ・チビカワハギ・クロホシイチモチ