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第13回目♪ 船釣り・GO金沢八景 2004.10.16 潮汐:中潮 神奈川県金沢八景 一之瀬丸 ポイント:中ノ瀬 |
釣物:ビシアジ午後船 天気:曇り風強 同行:美代&ゆう&もえ&けこ&あけ&ほげた&りくた&たぬき |
釣船 :一之瀬丸 |
■美代レポート■ 子供の頃、父に釣れていって貰ったボート釣りでは、いつも吐きながら釣った覚えがありました。 なので、船というともうはなっから酔うだろうなぁとは思うのですが雑誌や本、そして人様のサイト を見ているとやっぱり行きたくて仕方ありません。 そして、思い立ったらすぐ実行。欲望に忠実な奴・美代はすぐに仲間達に「船釣り挑戦して見ようよー」 と持ちかけたのであった(^^;) 初めから1日船ではやはり怖いので、半日・初心者・女子供OKの船宿をネットで探してみると 金沢八景の一之瀬丸さんがいい感じ。評判も良くて実際電話をしても女・子供・初心者OKとのこと。 それに半日船でも女性・子供は半額。駐車場もあるし、あけなんかは実家のすぐ近くらしい(笑) よーしじゃー一之瀬丸さんにお世話になって、初めての船釣りだーと意気込んでいた先週は、 台風22号マーゴンの直撃で出船できませんでした(^^;) そして、涙の翌週延期・・・と思ったら延期したお陰で船釣りベテランたぬきさんも参戦してくださる こととなり、16日いよいよ、8人で行くことになりました。 台風23号トカゲも発生してまた延期かとハラハラしましたが、歩みが遅かったお陰で16日は 無事に出船することになりました。 出船時刻は13時なのですが、12時には来てくださいと言われていたので、 早めに行ってちょっと近くでハゼ釣りをしてみました。しかし、風が寒くて ハゼはちびっこいゴクラクハゼが1匹かかったのみでしたのでリリース。 その後11時45分ぐらいに船宿に行きました。 こちらは駐車場があるものの、午前のお客さんの車で一杯になってしまうので、その車が出るまで 車は路駐するようでした。 とりあえず、路駐して、荷物を降ろして、受付して、仕掛買って、忘れたのでカッパと長靴借りて、 お金払って、ビシと天秤借りて、着替えて、履き替えて、車を駐車場に入れて、酔い止め薬飲んで、 おにぎり食べて、竿受け借りて、トイレ行って・・・とやっていたらあっという間に出船時間。 船に乗ってから札と貸し竿札を船長さん達に渡して竿を借りて、イワシミンチコマセと赤タン受け取って 竿受けを船縁にセットし、天秤・ビシを竿にセットしたら・・・既に船は出港していました(^^;) (でもなんとか写真を2枚〜→) もー、子供の分の準備もあって目が回るぐらいどたばたした状態。 たぬきさんやほげたさんが手伝ってくれたけど半パニック状態でした(^^;) それでも、船が出船してしまえば後は仕掛セットするぐらいです。 ポイントに着くまで楽しい船旅です〜と思っていたらまだバタバタは続きます。 一之瀬丸が出港するここ平潟湾は、東京湾に出るまでに橋を2つくぐらないとなりません。 なんと・・・竿受けに立てた竿も片づけておかないと船が通れないのです。 橋脚の間も船体幅ギリギリだったりするので、足下に横倒しにしないといけません。 ひぃえええとあわてて、竿を竿受けから外そうとするが上手くいかない。 すぐにたぬきさんがフォローしてくれたので事なきを得ましたが・・・はー、怖かった。 そして、すぐに2つ目の橋です。こんどはずいぶんと低い橋で操舵室が引っかかるんじゃないかと 思うぐらいでしたが、実際、その通りなんだそうで一之瀬丸さんの船は、潮の高さに合わせて 操舵室が上下に動くようになっていました。 スゴイですね。この橋のためにこんな船作っちゃうなんて(^^;) そして、2つの橋をくぐってやっと東京湾・中ノ瀬へと走り始めました。 そして、この間宮川丸に乗ったときも思ったのですが、釣り船って結構早いんですね。風と波を ぶんぶん切って、進んでいきます。 ちなみに、今回はうちら8人で右舷はほぼ占領。船首から順にあけ、けこ、ほげた、りくた、ゆう、美代、もえ、 たぬき、そして船尾におじさまと言う感じで座っていました。おじさまは午前タチウオからリレーで乗ったそうで、 クーラーには立派なタチウオが入っていて、見せて貰ったもえは大喜びでした。 船長さんは「中ノ瀬に行きますー」と言ってましたが、進むうちにだんだん波が高くなり、 波を切るしぶきも凄くなってきます。 うわー、動いている間はいいけど、停まって波に揺られてたら酔うかなぁと不安になりましたが、 とりあえずまだわくわくしてるし、緊張してるから大丈夫っ!と気合いを入れて通り過ぎる景色を 見ていました。今回は言われた船酔い対策はバッチシやってきました! ちゃんと寝たし、薬飲んだし、食べたし、暖かくしてる!右横ではまるっきし酔いそうにないもえと、 たぬきさんがいます。 が・・・ふと左を見ると既に死んでる人が一人っ(^^;) 中1男子組、ほげたさんの息子りくたが・・・まだポイントにも着いていないと言うのに既に 半死半生状態の顔になっていました(大汗)ちなみに手前のゆうは余裕で寝てるだけ。 今回、30分ぐらいで中ノ瀬に着いてからポイントを探し当てるまでにまた30分ぐらい時間がかかったので、 それも追い打ちだったようです。 ああ・・・前回初船のヒラメ船で撃沈したと言うりくた。今回もポイントが決まってアンカーが降ろされた頃には もう絶不調。港をでて1時間、ようやく船長さんから「お待たせしました〜。棚は2.2mです」とアナウンスが入ったころに 一投するやしないやでギブアップしてキャビンで寝てしまいました。残念。 しかし、他の皆は一斉に投入開始です。 とりあえず、私はゆうのビシにコマセを詰めて見せて、本で勉強した投入の仕方も教えます。なんとか投入してもえの方を見ると たぬきさんがもえにいろいろと教えてくれてますありがとう〜。 ほげたさんはけこちんの面倒を見てくれてますありがと〜。 あけはなんとか自分でやっている模様さすがはあけ。 よし、と私も入れるぞーとコマセを詰めていたら、とものおじさまが早速本命アジを 釣り上げていました。30cmぐらいの良型です。 きゃ〜うらやましい〜と自分も投入。底まで落としてとりあえずよくわかんないので適当に巻き上げてしゃくってみます。 ビシは130号なのでむちゃくちゃ重いです。もう竿受けに竿を置いたまましゃくっていると・・・・ふっと軽くなった。 ・・・・ちょっとまて。アジで軽くなるってことは無いでしょー。 早速オマツリしたわね〜(;_;) そう、第一投から見事にオマツリです。引き上げてみるとやっぱりゆうとまつっていました。 きゃーきゃー言いながらオマツリをほどいているとなんか横でもえがアジを釣ったようです。たぬきさんが面倒見てくれてます。 なんとかほどいてまずゆうを投入させます。 さて、自分も2回目投入〜とやったら今度はもえとオマツリ(;_;)。 はぅ〜オマツリ地獄突入です。はうはう言いながら引き上げて、 オマツリをほどいていたら指が滑って鈎が親指に 刺さりました。ビシが重いので、鈎の持ち直しが出来ない。しかも海水で滑って 徐々に食い込んでいく! げっ、まずい、このままだと返しまで刺さる〜(;_;) きゃー誰かヘルプミ〜(;_;) 「たーすーけーてー」と言ってみても、 横のたぬきさんももえのビシを持っていて、それを放すとさらに刺さるので手が離せない。 結局、もえととものおじさまが助けてくださって、 鈎は返しまで刺さらずにすみました。 そんなハラハラドキドキ体験をして、振り向くと、横ではゆうが大きなアジを揚げていた。 ・・・こっ、こいつはそういう奴なんだよな〜。 娘と息子に先を越され、オマツリ地獄を味わいながら第3投目。PEラインは長さごとに目印が着いていると教えて貰ったので、 底まで落とした後、指定の棚まで巻き上げてしゃくってみます。 3回しゃくった後手を止めたら・・・ガツンとあたりがあって、竿がぐぐぐっとしなりました。 へっ?これがアタリですか?アタリですよね?魚かかってますよね?! 必死に巻き上げる。とにかく竿も丈夫っぽいし、リールもでっかいのでぐいぐい巻き上げてみる。 魚もぐいぐい引くから、多分サバ。とっとと巻き上げないとまたオマツリする〜と巻き上げてきて水面下に 見えてきたのは35cmオーバーのおっきなサバでした。 でも、やっぱりまたゆうとおまつってしまいました(;_;) ゆうの仕掛ごとえいやっと回収して無事サバゲット。(しかし・・・その勢いでまた肩を脱臼してしまいました(涙)。 仕方なくこっそり肩を戻している間に、船長がサバを拾ってサバ折りしててくれてました。ありがとうございます〜) こうして、1投1オマツリの状態だったので、オマツリほどきは比較的得意な私でもさすがに私も途中で少し 気持ち悪くなってきて酔うかと思いました。なので途中からはあきらめて仕掛はバンバン交換しました。 そのうちに船酔いもなんか途中で越えてしまった私。 ちなみに、同じコトはもえ、たぬきさんでも起きていて、たぬきさんは何度ももえのおまつりをほどいている 最中に酔ってしまい本当に申し訳なかったです。 もえは、まるっきり酔う気配なし。オマツリと鯖が釣れないのが不満のようでした。 船長さんはあまりのオマツリぶりに不憫に思ってか、仕掛を2つも下さいました。ありがとうございました。 また、オマツリ天国は船首の方でも頻発していたらしく、オマツリをほどいていたけこちゃんがアジ2匹 と言う道半ばでギブアップ。キャビンの友となりました。・・・風邪気味だったし、寝不足だったしと 酔いの条件揃い踏みのようでした。 あけは後で知ったのですが、2回ほど吐いたものの、根性で釣りを続行していたらしい。 さすがだあけっ(笑) そうして、オマツリしながらも、何故かサバばかり釣り続ける私。 いや、今回は本命のアジは比較的小型の物が多く、サバの方がでかいから引きも強くて楽しいんですが、 棚はあってるはずなのになんで本命のアジが釣れないんだろう(大汗) とものおじさまなんか、良型の本命アジをバンバン釣り上げてます。 私はサバっ、サバっ、サバっとサバばかり。連釣です。 たぬきさんからはうらやましい〜とか言われましたが、たぬきさんはアジばかり釣ってて私の方がうらやましい(笑)。 結局一人でサバ8匹も釣ってサバの女王の称号を頂きました。 残り30分ぐらいのところで、ゆうももえも飽きてキャビンに遊びに行ってしまいました。 でもそれでも釣り方が分かってくるとアジのアタリも頻繁にわかるようになりました。 ぼちぼち自分でアジも釣り出します。 きゃ〜おもしろくなってきた〜と思ったら船長さんから 「後10分で上がります〜」とのアナウンス。 何匹か釣り上げで、「はい、あげて下さい〜」と言われたところで最後に一荷で2匹を釣ることが出来ました。 あー楽しかった。実質2時間半の釣りでした。←ほんとは30分?(笑) そして、また30分かけて港まで帰ったのですが、帰りはうねりがもっと高くなっていて、釣り座にいるとびしょぬれ。 操舵室の前のスペースに隠れてました(笑) また橋の所に来ると、今度は思いっきり満潮です。 橋と水面との間はわずか数メートルと言う高さ。また、竿を下げて、操舵室も下げてくぐっていったのですが、 ほんとすごい操舵技術です。 無事に港に着き、上がると暖かいお茶とお茶菓子・お手拭きが用意されていました。うれしいサービスですね。 船長さん達は、巻き上げの際のビシの位置から、バケツの水の組み方、サバの折り方、クーラーに入れるタイミング ほんとうに色々と教えていただきました。初心者でも楽しく釣りをすることが出来ました。ありがとうございました。 また、とものおじさまにはもえをかわいがっていただき、あじ釣りの最中に釣れたキスと、午前の釣果の タチウオまで頂いてしまいました。ありがとうございました。 美代母子3人分の釣果です→ 思ったより釣っていてびっくり(笑)これも、フォローしてくださった皆様のお陰です。 ほげたさんはアジ(15〜20cm)9、サバ(40cm)2、イワシ(15cm)1、?ハゼ(9cm)1 たぬきさんは酔いつつも、しっかり大サバ1本とアジを多数キープ。 あけも、良型のサバ4・アジ7・サッパ3としっかり釣っててさすがって感じ。 けこちんは途中ギブだったので、美代のサバと頂き物のタチウオ1を持って帰って貰いました(笑) 今回、左舷では全然サバを見なかったそうなので、ほんと一人でサバづいていたようです。 でも、サバも食べたかったから嬉しかったです(^O^)。<要は釣れて食べられるものなら何でも嬉しい。 その後はけこちんがへろへろだったため、実は福浦で夜釣りまでしました。 と言ってもやったのは、私とほげたさん。 私は夜釣りは初めてです。 福浦の護岸は胸までの塀があって、その下にテトラ、その向こうに海という感じです。 とりあえず、サビキ君を持っていたのでまだ1度も釣れたことないカゴ仕掛をセットします。 初めてケミホタルをぺきっとして、ウキに刺し、海向かって投げた後・・・・ なんと目の前で花火が上がりました。 八景島では毎週土曜日に花火をあげているそうで、丁度その開始時間に来たようです。 通りで周りに人が多いと思った(笑) 花火も満喫して、翌17日がけこちんの誕生日と言うことで、ハッピーバースデーとクラッカーで お祝い。焼いてきたパウンドケーキを食べてみんなでわいわいしゃべってました(笑) 夜遊びは楽しい(笑)しかし、ランタンの灯りでゲームボーイをし続ける中一男子組のゆうとりくた。キミタチって・・・(-_-;) 夜釣りの方はあまり芳しくなかったものの、初めてカゴ釣りで小アジ1とカタクチ2が釣れました。 そして、仕掛をテトラに落としてロストしてしまったので、この日はこれで終了。 お開きとなりました。 家に戻ってからは、もー捌くのと食べるのに急がしくって、写真取り損ねちゃいましたが、 サバはサバ刺し・しめ鯖・しめ鯖寿司・ガーリックソテー。 アジはアジ刺し・アジ寿司などを作って食べましたがとってもとっても脂が乗っていて美味しかったです〜。 ああもう、スーパーのアジ・サバでは満足できないかもって感じです(笑) りすさんたちや香辛料さんにお裾分けしたんですが、まだ冷凍で残してあるのでゆっくりいろいろと 楽しみたいと思っています。 長文最後まで読んで下さってありがとうございました。
ちなみに気になる費用ですが、こんな感じでした。全部単品価格です。 女性・中学生までの子供乗船料餌代込み・一人2750円/駐車場300円/貸し長靴代200円/ 貸しカッパ代200円/仕掛代2セット入り200円/貸し竿代500円/貸し竿受け無料/ 氷代無料/貸しビシ天秤無料(預かり金1600円・帰りに返すと返金されます。)/ また、貸し道具は「竿・PEの巻いてあるリール・ビシ・天秤」ですが、クッションゴムが 含まれていなかったので、持ち込んだ方がいいかもしれません。 以上は今日現在の価格ですので後日変更されることがあると思いますが参考までに。 |