釣物:ビシアジ午後船
同行:美代&たぬき
天気:晴れ
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釣船 :
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■美代レポート■
また突発的に思い立ち、午後船に乗ろうと決意。そこでたぬきさんにお伺いメールを出すと即OK(^◇^;)
「今回は忠彦丸にしてみない?」ってたぬきさんのススメで、行くまでは忠彦丸のライトタックル五目にする予定でした。
しかしたぬきさんより先に1時間ほど前に到着してみると、常連さんらしいおじさまがやたらとビシアジを進める。
「いやー、ライトタックルなんておもしろくないよ。ビシアジの方がおもしろいよ」と自作仕掛まで下さった。
理由は単純。忠彦丸では乗り合いは2人からの出船で、今現在の希望者はおじさま一人だったのだ(笑)
うーん、ビシアジはやったことがあるし、やったことのないライトタックルが良いなぁと思っていたのですが、
戻って来た、午前船の釣果を見てびっくり。
なんと午前アジはみんなクーラー満タン。と言うよりあふれちゃってる人もいました。
そして、それとは反対にライトタックルはアジ・サバ・イワシ・カサゴ・カイワリなどいろいろな魚種が入っているものの
そんなに釣果はありませんでした。
おじさまは「ほーらいったとおりだろ?この分なら午後にもこの流れがあるから初めてでも50は硬いよ。」と
おっしゃるので、やっぱり釣れてる方がいいなーと乗船30分前に到着したたぬきさんを口説いてあっさりとまたビシアジに乗ったのでした(笑)
ちなみに、ビシアジタックルは持っていないので、もちろんレンタル。
竿・リール・ビシ・天秤を借りますが、天秤には初めから2mmほどの太さの輪ゴムがついていました。
これがクッションゴムの代わりらしい。
忠彦丸さんは女性半額のサービスの他にも、年間千円のレディース会員になると貸し竿や貸し電動リールなどが
無料で借りられるようになるとてもうれしいサービスがあります。
たぬきさんは既に会員。私も2回のれば元が取れるからいいやーとさっそく会員になってしまいました(笑)
ただ、今回は水深が18mと言うことなので、電動リールは借りずに、普通の中型両軸リールを借りました。
また、ここの船は一之瀬丸の船と違って各足下までホースが回っていて、常に新鮮な海水が足下に流れるようになっています。
釣り座に来ているバケツにホースを入れて、その中に釣った魚を入れていくらしい。
ミニ生け簀状態ですね。ほいっとザルも渡されて、なんだろうと思ったらそのバケツから魚が飛び出すのを防止する
ためとのこと(笑)宿が違えば色々変わるのね〜とへんなところで感心していました。
さて、今回午後ビシアジは私たちを含めて5人。初めてのスカスカ・・・もとい大名釣行です(笑)
貸し竿は私たちだけだったらしく、船長さんが竿受けから竿・ビシ・コマセオケのセットまですべて
やってくれちゃってました。船長さんすごく親切(笑)
船は定刻通り出船し、穏やかに晴れ渡った凪海を中ノ瀬へと走っていきます。
席は右舷のトモから手ビシのおじさま・私・たぬきさん。左舷に仕掛くれたおじさまともうひとりのおじさまと
言った感じで広々と間をとって並んでいます。
ビシアジは2回行ったけど、どちらもそこそこ込み合っていたのでやはりひたすらオマツリとの戦いでした。
今回はオマツリもなく手返しよく釣れるかな〜と期待も高まってきます。
また船長さんもご同行の常連のおじさま達も良い方ばかりで気さくにいろいろと教えてくれます。
中でも仕掛を下さったおじさまは「50は保証してやるよ。釣れなかったら俺ののやる」とまでお墨付き(笑)
午前船のクーラー満杯はムリでも、前回よりは沢山釣れたらなぁとわくわくしながら
現地到着を待ったのでした。
金沢八景の風景が彼方に過ぎ、「あれベイブリッジだよね?」「じゃああれがウミホタル?アクアライン?」
とたぬきさんと話していると船は減速し、停船。
船長の合図があり、一斉投入です。
船長さんが「とにかく初めはコマセ撒いてね〜。10秒ぐらい撒いたらまた詰め直してくださいね〜」とのこと、
とにかくビシアジはコマセまいて魚寄せないと仕方ないし〜と1投目は空振り。2遠目も空振り。
そしたら・・・・隣の手ビシのおじさまが早速1匹目本命を上げました。
こぶりだけど、20cmぐらいのおいしそうなサイズです。
よーし私もがんばるぞーとふと見ると竿先がちょっと沈んだように思う。
んー?これかかってるのかしらと眺めていたら船長さんが「掛かってるよ」と教えてくれました(^◇^;)
貸し竿は楽なんだけど、毎度竿に慣れるまで時間がかかるのが私の難点なんですよね。
そして、口ギレしないようにと静かに巻き上げて、やっぱりこぶりだけどピッカピカの本命1枚ゲットですっ!
ちなみに・・・・毎度綺麗さっぱりリセットされる私のおみそ。やっぱりビシを巻き上げすぎてわたわたしていたので、
船長さんにまた1からレクチャーして貰ってしまいました。う・・・3回目とは言えない(^m^;)
前回、前々回かなりバラシが多かったビシアジですが、今回は注意しているためか、それともクッションゴムがわりの
輪ゴムがいいのか、前半はほとんどばらさず取り込みする事が出来ました。
順調に数を延ばす私の反面、なぜかバラシの多いたぬきさん。
それでもおいしそうな中型アジをガンガン上げています。
今回、ビシアジを選んだのは大正解だったようで、入れ食いとまでは行かなくても、ちゃんとしゃくれば
順調にアジが釣れました。(置き竿のまましゃくるのをちゃんとしゃくるとは言わないかもだけど(^m^;))
途中、手持ちでやってみようと何度か手で竿を持ったときはアタリが来なくて置くとあたるので
結局置き竿のまましゃくっていました。
しかし、順調に釣れていても、ちょっとの間ぱたっと釣れなくなる。
そこでまた棚を探り直す・・・。
スタートは底から2mの位置だったのですが、どんどん棚がうわずっていって終わり頃には5mぐらいまで
上がっていたのが原因のようでした。
それでも釣れ続けているのでお茶を飲む暇もなくしゃくる私たち(^◇^;)
船長さんももう大丈夫と思ったのか、自分でも釣りだしていました。反対側だったからよく見えなかったけど、
電動リールでガンガン釣っていたらしい(笑)
コマセがなくなって船長〜と呼んだら「自分で入れて〜」と伝言が回ってきました(笑)
船長も釣れまくりで手が離せなくなってしまったらしい。
そして、コマセを2回ほどおかわりしてそろそろしゃくるのもしんどくなってきたかも〜と思った頃に
船長さんから「あと5分で上がりますよ〜」とのかけ声。
ふう〜終わった〜(@o@)
バケツからクーラーにアジを移しながら数えていくとなんと80匹(@o@)
ひぃえ〜〜〜!!こんなにアジ釣ったのはじめてだよ!!
もー12Lクーラーみちみちです。つか、氷溶けてるだろうから新しい氷いれたら
あふれる?(^◇^;)
みんなも沢山釣ったんだろうな〜と思っていると船長はどうやら83釣ったらしい。
たぬきさんは70。
テビシのおじさまは63。仕掛下さったおじさまは「お、いくつ釣った?80?!じゃあ俺のやらなくていいな。俺?そんなに釣ってねぇよ(笑)」
へ?・・・・と思っているとたぬきさんに「また竿頭だね」と言われました。(船長は入れないらしい。)
ひぇえええええええ〜〜〜(@o@)
とても実力とは思えないので、やはり頂いた仕掛と船長の親切な指導のお陰と言うことにする謙虚な私。
船を下りて、お茶を頂いていると釣果の所に38〜80と書かれている。
わ、ほんとに一番釣ったんだとぼーっと板を見つめてしまいました(^^;)
ちなみに、12Lクーラーぱんぱんの私ですが、たぬきさんは大きいのばかり釣っていたので70匹でも15Lクーラーぱんぱんでした。
やっぱたぬきさん上手いよなぁ(笑)重量竿頭なら絶対にたぬきさんだと笑ってしまいました。
帰りの夕日はとっても綺麗でしたよ〜。
それから、2時間ほどで帰宅したら「そんなに釣ったら捌くの大変だろう」とりすさんとクッキーさんが
包丁とまな板、バケツに塩に布巾まで持参して手伝いに来てくれました。
大人3人で流れ作業で捌くこと2時間で作業完了。その間に干物まで作ってくださって、りすさんクッキーさん
本当にありがとうございました。とても助かりました(^-^)
(今度りすさん達が沢山釣ったら私もヘルプに行きます・・・と思ったけどなんか魚がそのまま来そうだなぁ(笑))
私の場合刺身が好きなのでアジは全部フィレにして皮を剥いてから冷凍しました。
こうすると後は血合い骨を取るだけで何にでも使えますから(^O^)
しばらくアジづくしの料理が楽しめそうです。
今回初めてアジで薩摩揚げ?作ってみました。揚げたてがとっても美味しかったです。
美代の本日の釣果
アジ15〜26cm80枚/頂き物:キス2匹
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最大26cmアジ1匹のみ |
頂き物のキス |
アジの手こね寿司 |
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アジのカルパッチョ |
アジの薩摩揚げ |
上品な味のアジのつみれ汁 |
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定番あじの塩焼き |
りす家作あじの干物・美味 |
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ちなみに気になる費用は乗船賃女性半額2500円。レディス会員年会費1000円でした。後は高速代1700円。
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