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釣物中深場五目/ムツ 釣宿
日付2007年1月4日
三浦市三崎海外港
潮汐小潮
天気 釣場城ヶ島沖
同行 美代
道具 ダイワリーディングXネモノ210H + ミヤマエコマンドX-4HP(PE8号800m巻)
仕掛 200号錘と宿仕掛5本針と3.5mm50cmのクッションゴムとヨリトリ
冷凍カタクチイワシ
■美代レポート■

12月に電動リール・ミヤマエのコマンドX−4HPを注文・入金していたんですが、その後、釣禁くらったり、 体調を崩したり、息子の受験があったりとばたばたした日々が続いて、なかなか受け取りに行けませんでした。
前日の土曜日にたぬっちと行こうと思っていたのですが、通過した低気圧のために関東地方はひどい北東風と波で 土曜日は休船。

翌日曜日も出船するか危ぶまれたんですが、船長から「近場だったら平気じゃないかな」と連絡を受けて三崎に向かいました。
港に着いてみると既に3人のお客さん。ただ、港にきた船長は他の船の様子も見に行ったりとギリギリまで迷っていました。 女将さんが「これで富士山がはっきり見えるともーダメなんですけどねー」と半分だけ見える富士山を指さします。 とりあえず、城ヶ島沖なら大丈夫だろうと言うことで、新品のコマンド君を受け取って出船することになりました。
しかし・・・出船して間もなく富士山はくっきりはっきり見えるようになり、風はびゅーびゅー。 釣りになるかなーと思いつつ、ポイントを目指します。

ポイントは城ヶ島沖なので、すぐに到着。今回みんなお客さんはしっかりしたタックルを持っていたので330mダチから投入開始です。 私もコマンド君をセットして、早速投入しますが・・・ミヤマエはダイワやシマノのリールと仕様が違うので1回目の投入は ほとんど操作の練習という感じで空振り。(去年アコウに時にまるかつさんから借りて使ってるので2回目なんですけどね)
船長の話だと、例年なら220mでも釣れるのだけど、今年は深いとのこと。水温が高いから上がってこないんですかね??

2投目でちいさなアタリがあります。なんかムツっぽくないけど時節引くので小さいムツかもしれない。 こんな天気だからと欲張らずゆっくり巻き上げを開始しました。弱い引きが時折あるので、魚は掛かっているようだったのですが、 途中でそれもなくなってしまいます。「ガーンバレたかぁ」とがっくりしていたら、艫の方が「ムツ浮いてるぞー」とのこと。 ムツは浮き袋がふくらむため、浮いちゃうのですよね。その声に慌てて艫を振り向いたら・・・・海の上で若カモメがガツガツ 私のムツをつついておりました。(^^;)
大慌てで船長に船を寄せて貰ってなんとかゲット。どんなに悲惨な姿になっているかと心配したのですが、魚体には傷がなく、 エラの根本だけでハサミで切ったように血抜き処理されていました(^^;)船長曰く、カモメはそうやってから魚を飲み込む そうで「カモメに血抜きして貰ってよかったなー」と言われちゃいました(笑)

3投目でもう一尾追加したのちは8投目でユメカサゴを1尾ゲットして、9投目まで投入しましたが、今回は3尾で 終わりでした。

でも、本命のムツくん釣れたし、ここしばらく「船中一人で本命0」のジンクスもうち破ってくれたのでコマンドくんのデビュー戦としてはまずまずだったと思います(^O^)


しかし、若カモメたちはここのとこの悪天で餌が採れていないのか、執拗に餌のイワシやつり上がった魚を狙ってきます。
艫の人は、鈎が付いた状態のイワシの餌をとられてしまい、若カモメが鈎がかり。その上、残りの鈎が艫の人にも鈎がかりΣΣ┏(|||`□´|||;;)┓
ぎゃ〜あんなにがっつり鈎が指に刺さったのは初めて見ました・・・しかも太字ムツ18号針・・・・。 若カモメはなんとか自力で外したのですが、艫の人は結局鈎を切断して 無理矢理船長に抜いて貰ってました(TT)ひー。それでも釣りしてたけど。

←寄りすぎの若カモメ。(オオセグロかな。)
いつも思うのですが、釣り人は使わなくなった餌を捨てたり、いらない魚をリリースしているだけのつもりでも、 カモメにしてみれば餌をくれる気安い人たちと認識しています。
だから必要以上に近寄ってしまい、人間も鳥も痛い思いをするこういった 事故が絶えません。そして、人は怪我程度で終わりますが鳥たちはそれで障害を負ったり命を落とすケースも多いのです。 喜んで食べるカモメがかわいいからやってしまう。勝手に鳥たちが食べている・・・釣り人の言い分は様々でしょうが この手の事故はちょっとした配慮で大分防げるものなのです。

●餌になるゴミは鳥の前で捨てない。
●魚のリリースも鳥が見ていないスキを狙う。
 <これは難しいけど。船縁の真下に落とすとカモメは寄れません。
●サバ餌やイワシ餌を使う釣り物の時は鈎付けした後は目を離さない。
●嘴を出しそうなときは「だめだよっ」と大きな声で怒る。
●それでも狙ってくる場合は手を振るか、タモを振る。

野生動物ですので、触られるのはイヤですから、大概これぐらいでそういった事故は防げます。 確かに船で鳥相手になんか叫んでるなんて恥ずかしいかも・・・と思われる方がほとんどだと思いますが、鳥は声を掛ければちゃんと聞いてます。事故を防ぐためにも、是非実戦してみて頂きたいと思います。

ちなみに・・・美代は野鳥観察も趣味です。この日はコアホウドリも初見出来てラッキーでした。沖釣りは普段見られない海鳥がすぐ近くで見られるチャンスなんですよね〜。

美代の本日の釣果
魚種サイズ(単位cm)備考
ムツ230cmぐらい1尾実家にお裾分け
ユメカサゴ1--cm実家にお裾分け





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