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釣物LTイサキ五目 釣宿 佐島/志平丸

日付2008年5月16日
横須賀市佐島港
潮汐中潮
天気曇のち晴 釣場荒崎沖〜諸磯沖
同行 美代&ゆみこまる
道具 ベイゲームカワハギ180+スマックR
仕掛 コマセは35サニービシ+自作アジ仕掛
アミコマセ+オキアミ+イカ短
■美代レポート■

5/4から2週間。釣りいきたいーと突発で決めた釣行に、ゆみこまるさんがつき合ってくれると言うことで、2人でイサキ五目に行くことにしました。 志平丸さんは初めて行く船宿さんでしたが、受付の女将さんも感じよく応対していただいて、ゆみこまるさんと2人気持ちよく出船することが出来ました。

スタートはちょっと南に下った荒崎沖から。しかし潮が澄んでしまったせいか朝一でのイサキくんのご機嫌はイマイチらしくなかなか船中に本命が出ません。 そして、そのイサキくんの代わりにちょっかいを掛けてくるのはベラ類、その上アノ餌盗人の一族がが下にいるらしく、ただひたすら餌だけとられます。 あまりにひどいので、仕掛をイサキの3m仕掛から、自作の1.6mアジ仕掛に変更し、竿をネライからカワハギ竿にして闘ってみると、やっぱりカワハギ君が釣れました。

その後もカワハギ君の猛攻は続き、オキアミだろうがイカの豆短だろうが投入ごとに丸裸にしてくれます(TT) 船長も異動を繰り返しながら反応を探ってくれますが、何処にでもカワハギ一族がいるらしく、餌をハゲにされ続けます。

徐々に荒崎沖から諸磯沖にまで移動し、そこでもダメだったのでまた少し北に戻ってとうろうろしているうちに、なんとかメジナ君の食い気 が出てきたようで、メジナ君を中心に釣れ始めました。 その後はマアジ・ウマヅラ・大きなゴマサバ・モロなど釣れ始めどんどん模様は良くなっているものの、本命のイサキくんはなかなか姿を見せてくれません。
美代作アジ仕掛でウマヅラを釣りまくるゆみっち(笑)→

船中でイサキ釣れないねぇとため息が多くなった頃、舞い戻った諸磯沖でようやくゆみこまるさんが船中1尾目をつり上げたのでした。 とうとう船中1尾目がでたので、やっと食いが立ってきたかと期待したのもつかの間、喰ってくるのはメジナやウマヅラばかりです。 ただ、割と頻繁にいろんな魚が遊んでくれるので、何でも釣れれば楽しい私にとってはとても良い感じの釣りが続いています(笑)

そんな中、しゃくり上げている最中に当たりがあったので、ガツっとアワセを入れてみたものの動きません。・・・なんじゃ根がかりかい? 下まで落としてないハズなんだけどなーと竿を持ち上げると別に地球直結ではない様子。なので地球のカケラ(要は石)釣っちゃったかなー? とごりごり巻きはじめたら・・・地球のカケラが猛烈に引きはじめました。
なんとなくキダイの引きに似てるかなぁと思ったりもしましたが、(まともにやったことのある鯛釣りと言えば、黄鯛だけなんです。) 2m巻くと5m-10mは引き出される強い引きに「やっぱりジョニー(サメ)か」と思い直す私。水深25mで掛けたのに、そんな調子だからなかなか上がってきません。
とりあえず、メジナがいたのでドラグはゆるめだったし、やりとりって引かれてる最中は耐えて、止まったら巻けばいいと聞いたような覚えがあったので、 地味にやりとりを繰り返していました。多分トータル150-200mぐらいはやりとりしたと思います。

腕も疲れてきて、腰も痛くなってきた頃にやっとのことで水面に上がって来たのは・・・・なんとジョニーではなく私が 見たこともないサイズのマダイ様でございました(大汗)見た目でゆうに50cm超えてます。

ただ、水面まで上がってきたとはいえ、今度の難関はタモ入れです。マダイ様は時間をかけて上がってきただけあって、 腹も膨らんでおらず、海中にお帰りになる気満々です。

そもそもイサキ五目船ですからでっかいタモ自体を積んでいないそうで、船長が手にしたタモの直径はどう見ても浮いてきたマダイの体高サイズ。 こりゃー水面バレだなー。残念だなーここまであげたのになー・・・と思いかけていたら、 船長が頭から半分だけ入れて、見事海から引っこ抜いてくれました。

そのとき、なんか叫んだような気がしますが・・・頭真っ白で何言ったか覚えていません。
とにかく、船長のぜつみょーなタモとりのお陰で・・・私にとって初めてのキロ越えマダイをゲットすることが出来たのでした。


でも釣り上げた後は、しばらく腰が抜けましたよ。ほんとに。


しかし、この後しばらく惚けた後、本命貧乏とのあだ名から脱却すべくまたまじめに釣っていたらなんとかイサキくんも2尾釣れました。

後の計量で真鯛様は5.4kg、72cmと判明。釣ったタックルは9-1調子のカワハギ竿+1.6m3号ハリスのアジ仕掛+クッションアジ用15cm・・・よくこんなタックルでこれが上がったもんだと後からびっくりでした。(ちなみに餌はイカの豆短(大汗)) 通常アジ用のムツ針だとへし折られてしまうそうなんですが、運良く口の横にがっつり掛かっていました。
宿の人も「本当に運が良かったことが重なったから釣れたんだ」とおっしゃってました。そして初めて魚拓なる物をとってもらいました。 はー・・・こんな出会いがあるなんて釣りってすごいですね〜。

と・・・言うことで、思わぬところで狙ってもいないのに大きいマダイが釣れてしまったのでした。

なんか・・・きっと、これで今年の釣り運は使い切った気がします。


ウマヅラとクロメジナを各1船でお裾分けしましたがクーラーみっちみちでございました。
瀬能先生によると真鯛様は天然物だそうです。 このサイズだと16.7歳だとか。
息子と同い年ぐらいなのかーとさらにびっくりです。

美代の本日の釣果
魚種サイズ(単位cm)備考
マダイ172cm5.4kg
カワハギ316.2-23.3cm 
ウマヅラハギ426.2-31.2cm1尾隣のおじさまへ
ゴマサバ434.4-39.5cm 
イサキ220.4-22.7cm 
シラコダイ113cm 
メジナ230cm 
クロメジナ427.5-33.3cm1尾ゆみっちへ
マアジ619.6-26.2cm 
マルアジ219.3-20.5cm 
モロ125.2cm 
リリースちびイサキ1・ホシササノハベラ2・ネンブツダイ2・スズメダイ2


マダイ天然/諸磯沖25m/72cm5.4kg マダイ頭部 モロ/諸磯沖25m/25.2cm♂
モロ頭部 モロ尾部 シラコダイ
真鯛飯 真鯛の茶碗蒸し 真鯛のお吸い物
真鯛のウロコせんべい 真鯛のカブト煮 真鯛霜皮造り+昆布締め
真鯛のカルパッチョサラダ 真鯛の温麺 尾鰭にまで食べられました。
メジナのユッケ丼 メジナ天おろしそうめん カイワリ天おろしそうめん
モロの刺身 メジナの刺身 シラコダイの刺身
 
ウマヅラハギの刺身 ゴマサバの舟場汁  



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